ノーフォークテリアは活発で散歩でもよく動きます。やはり拾い食いにも用心しないとちょっとしたものでも病気になったら大変です。犬は一般的に胃が丈夫で腐りかけたものでも平気だとは言われますが、誰が食べたかも分からないような食べ残しを拾って食べたりしたら、飼い主さんも気分が悪いものです。
拾い食いをしないためには、飼い主さんがいいといったもの以外は食べないようにノーフォークテリアをしっかりとしつけることですが、これをしつけるためにはまずトレーニングするのがコツです。拾って食べようとして、口に入れた段階で取り出そうと思っても、すぐに飲み込んでしまいますので、できるだけ食べないうちが肝心です。
拾い食いをしようとしたら飼い主さんが嫌がっていることを教えるために、言葉としぐさで教えるのも方法ですし、辛抱できれば思いっきり褒めてあげることも大切です。また拾い食いをしようとしたらおやつをあげると、いつも食べているおやつのほうがおいしいとわかります。
またおやつはカロリーに注意して、あまりあげると食べ過ぎにも要注意です。散歩のスタイルで首輪をつけて、届かない範囲に道に落ちているようなものを置いてみたり、ちょっとかわいそうな気もしますが、届く範囲におやつを置いたりするのも効果的です。
ノーフォークテリアが慣れるまでには時間もかかりますが、散歩を楽しくするためには欠かせないしつけです。常に安心して散歩できれば、散歩コースも躊躇なく色々と考えていくことができます。